コミュ障だから仕事が続かないといって悩んでいる人はたくさんいます。
僕もコミュニケーションを取るのが苦手なのでよく分かります・・・。
例えどんなに仕事で頑張ろうとも、会話が上手に出来ないってだけで「変な人」というイメージを持たれてしまうことがあります。
そうなると「あいつは仕事が出来ないなー!」と言われてしまって、職場に居づらくなり、なくなく仕事を辞めることに・・・。
いやいやよく見ろよ!ロクに仕事もしないで遊んでるだけの奴なんていっぱいいるぞ?と思いますが、それって僕だけでしょうか(´・ω・`)?
世の中にはコミュニケーションを取るのが苦手なコミュ障の人はいっぱいいますし、そんなコミュ障でも長く続けられる仕事はたくさんあります。
なるべく話さないでしかも同じようなタイプの人が多い職場があったらいいと思いませんか?
それで長く働けるなら転職で苦労する事もないし一番いいんじゃないかなって思います。
今回はコミュ障で仕事が続かないと悩んでいる人におすすめの業種・職種をまとめてみました。
製造業
製造業といっても職種や配属先によって事務仕事・機械メンテナンス・在庫管理など様々なパートに別れています。
また環境によっては男性職員が多いところもあれば女性の比率が高いところもあり様々ですが、ここで紹介するのは「ライン作業の仕事」です。
ライン作業とは、自動車製品・家電製品・OA機器・電子部品、その他いろいろな製品をライン作業によって組み立て→加工→完成。という工程で進めます。
そしてこの製造業の仕事をコミュ障の人におすすめする理由は
- マニュアル化されている事が多い
- 定着率が高いので長く働ける
- 未経験でも就職しやすい
- 専門的な資格や免許の取得を目指せる
- 黙々と作業に取り組める
こういったメリットがある他、扱う製品の知識や製造技術を身に付けていく事で現場を管理するポジションへステッアップも可能になっています。
手先が器用で仕事を淡々とこなせる人にとっては、あまりコミュニケーションを取る必要もないのでオススメの業種です。
警備業
人気がない・給料が安い・仕事が過酷。
こういった世間的にあまりいい印象を持たれていない警備業界ですが、実は知られていない様々なメリットに気づいていない人が多いようです。
まず警備業務には様々なものがあります。
- 施設警備業務
- 交通警備業務
- 雑踏警備業務
- 貴重品運搬警備業務
- 核燃料輸送警備業務
- 空港保安警備業務
この6つがあります。
この中でも世間的に警備のイメージが強いのが「施設警備」と「交通警備」になりますが、オススメなのもこの2つです。
しかしその前に、なぜ警備業務がこんなにも人気がないのかと言うと、
- ①警備業界の年収が他の仕事に比べ低いこと。
- ②労働時間が長いこと。
などが挙げられます。
しかし、コミュ障の人にとって問題なのは「人との関わりが多いか」ということですよね。
その点、施設警備では基本的に人と関わりが少ないので一人で仕事したい人には向いている仕事と言えるでしょう。
また、低賃金で知られる業界ですが、3年以上のキャリアを積めば警備員指導教育責任者の試験が受けられるようになるので、管理職や独立などのキャリアアップも目指せます。
資格取得を目指したい場合、大抵は企業がバックアップしてくれるので取りやすい環境があり、自分の将来をしっかりと考えている人にはチャンスがあります。
警備業の求人の殆どが未経験・異業種からでも募集しているため、20代や30代といった若い人にはより仕事に就きやすといえます。
- 異業種・未経験からの採用率が高い
- 資格取得で年収が大幅アップ
- 一人でできる事が多い
こういったメリットもあるので、3年以上働いて資格を取得出来れば低賃金の問題も解決出来て、安定した収入を得る事もできるのでオススメの仕事です。
運送業(長距離ドライバー)
基本的には指定された荷物を、荷揚げ場所から荷降ろしする場所まで配送する仕事です。
車内は常にエアコンが効く快適な環境で、仕事に慣れてしまえばコンビニで立ち読みも、公園でお昼寝する事も出来ますし、中にはパチンコをする強者も…。
長距離を運転する大型ドライバーなどは、運転中は1人なのであまり人と関わる事がなくストレスも少ない仕事と思う人が多いようです。
しかし本当にコミュニケーションが発生しないのかといえば、それはありません。
なぜなら、入社してしばらくは仕事を教わるためにドライバー補佐として職場の人間と一緒に行動を共にして仕事を教わらなければなりません。
また仕事に慣れて独り立ちしたとしても、荷降ろし先の警備や事務の人ともコミュニケーションを取る必要があります。
とは言っても他の業種に比べれば格段に人と接する機会は少ないですね。
運送の仕事を始める場合、当然ですが運転免許が必要になります。
しかし裏を返せば免許さえあれば、女性やシニア・未経験者も歓迎している求人はたくさんあります。
大型ドライバーを希望される場合、未経験だと難しいので最初は2t4tから始めて徐々に慣れていく事になるでしょう。
慣れてしまえば1人で出来て楽に感じる事が多いと言われる仕事ですが、危険に関わる仕事なので「眠気」からくる事故には気をつけたいですね。
清掃業
清掃業界を希望して転職を考えている方はおそらくかなり少ないと言えるでしょう。
なぜなら「薄給」な事に加え、仕事とはいえ「自分が汚れるような事はしたくない」と思う求職者が多いようです。
それらが原因で業界的にも人気のない職業と言われており、特に女性の求職者は圧倒的に少ない傾向にあります。
ただ業界的に地味で人気がないものの、昔も今もある程度の業績を持っている仕事なので確かな安定感はあります。
まず、理由の一つに「定着率の良さ」があります。
この業界は営業や接客の仕事に比べ「無口・シャイ」な人の方が多く、コミュニケーションを苦手とするコミュ障の人にとって同じタイプの人間が多い職場は働きやす環境です!
また業界の採用基準は「人柄重視」な事が多いので、未経験や異業種からの転職がしやすく「気がついたら何十年も働いてた」という人がたくさんいるそうです。
どの職場でも言える事ですが、どこにだってそれなりにキツイことや嫌なことは必ずあります。
ただ、黙々と作業に集中したいと思える方にはピッタリの仕事ではないでしょうか。
コールセンター
コールセンターの仕事は勤め先の企業によって「サービス業」「通信業」などと呼び方も変わってきます。
いやちょっとまって、コールセンターって話す仕事じゃん!コミュ障には絶対向いてないんじゃないの?と思われがちですが全然そんな事ありません!
なぜなら、どちらの仕事も対面ではないので「相手の顔が見えない分気楽」ですし、個人でできる仕事だから楽です。
まず、コールセンターの仕事は大きく分けると「インバウンド」「アウトバウンド」の2つがあります。
「インバウンド」とは電話を受けて製品の説明や案内、サービスの利用方法を説明する仕事になります。
そして「アウトバウンド」は企業側から電話を掛けて、商品の案内やアンケートを取るといった仕事です。
どちらの仕事にしても、企業の顔として誠実で丁寧な対応が求められますが、お客さんと話す事でだんだんトーク力が上がり話し方が上手になります。
そうなるとコミュニケーションが苦手なコミュ障の人にとって問題となっていた「聴く力」「話し方」などの「会話力」が自然と身に付き、話す事に対して不安に思うことが少なくなったという意見も多くあります。
コールセンターの求人は、正社員・契約社員・派遣社員・アルバイトといった様々な雇用形態で募集しています。
どこの企業も研修制度が充実しているので、未経験者でも安心して働けそうですね。
IT系
一口にIT系といっても色々な仕事があります。
自社サービスを持っている会社で営業を担うひともIT系ですし、回線系の技術者もIT系の仕事です。
結構知識がないと難しそうと思われがちな業界ではありますが、意外と未経験の求人もたくさんあります!
というのも独自のシステムを開発している会社の場合、他の知識を持っているエンジニアより全くゼロから始める人の方が教育がし易いそうなんです。
私の知り合いもあるネットワークシステムの開発部門で日々プログラミングをしていますが、別の会社にいたときと全然やり方が違っていて大変だったと言っていました。
その時エンジニア経験が殆ど無い新人が同期でいるそうですが、どんどん新たな知識を身に着けてあっという間に仕事をやりこなす存在になっていったとか。
友人も優秀なので、負けていられないと巻き返したみたいで「未経験者は余計な知識がないからこそ伸び方が半端ないよ」と苦笑いしていたのをよく覚えています。
IT系の仕事は成果物にバグなどのミスが出ないことが重要ですので、仕事中は基本的に超静かです。
おしゃべりしながら業務に当たっている人は殆どいないでしょう(もちろんその会社にもよりますが)。
そのためコミュ障の人も黙々と仕事が出来るというわけです。
しかも個性的な人の多い業界でもあり、ちょっとくらい変わり者でも気にされないって言うメリットもあるんです。
もちろん最低限のコミュニケーションと仕事がきちんと出来ることは前提。
覚えることが得意、報告や相談をするくらいならなんとかできそうっていう人にはオススメの職種と言えます。
歯科助手
国家資格が必要になる歯科医や歯科衛生士とは違い、歯科助手は特別な資格を必要としません。
歯医者へのニーズがなくなることはありませんから、将来的にも長く働けると考えている人も多いようですね。
また歯医者の数はコンビニよりも多いなんて言われており、求人数が豊富な点も魅力です。
歯科助手の仕事はその名の通り、医師や衛生士のサポート業務が中心です。
細やかな作業や気配りが大切になってきますので、女性の仕事として人気が高い傾向にあります。
免許がないため、仕事内容は基本的に患者さんの口内に触れるような処置はできません。
主な業務内容は「患者さんを診察台へご案内」「カルテの作成」「器具のセッティング」「使用した器具の洗浄・滅菌」「歯科医師のアシスタント業務」と、淡々とこなす仕事がほとんど。
働く医院によって異なりますが、歯科助手が受付を兼任することもあります。
ある程度のコミュニケーションは発生しますが、治療の予約や会計が中心のためコミュニケーションに自信がない人にもピッタリの職業とも言えますね。
注意点といえば、女性ばかりの医院もあるため「女性特有の派閥や嫌がらせ」を受けるといった悩みもあるそう…。
こればかりは働いてみないとわからないことではありますが、「男性も女性もいる医院」や「少数人数の個人医院」を選ぶとそのリスクもぐっと減るでしょう。
女性のニーズが高い業界なので、出産や育児制度も充実しているところが多く、結婚後も安心して働きやすい環境があります。
また、院内での勉強会や外部セミナーなどを積極的に参加させてくれるところだと、自身のスキルUPにも繋がるので求人を探す際にはそういった点も見てみると良いかと思います。
事務
事務職はわりとポピュラーな仕事で女性に人気があります。
理由としては
- 残業が少ない
- 座ってられるから楽
- 長く働ける
- 冷暖房完備だから快適
- 髪型や服装などがある程度自由
などが挙げられます。
事務の仕事は、電話対応・メール対応、資料・書類作成、来客対応・データ収集、などやることはたくさんあります。
場合によっては専門的なオフィスワークのソフトなども扱えないと働けないような職場もあるようです。
しかし事務職はオフィスワークなので肉体労働を強いられる事もなく、エアコンの聞いた環境で働けて快適!なんて声も耳にします。
ある程度基本的なパソコンの操作が出来れば、未経験歓迎の求人も多数存在しますので、
- 立ち仕事が苦手…。
- 接客業が苦手。
- 定時で帰りたい。
- ネイルとかお洒落したい。
という人には事務の仕事は向いてる職業といえるでしょう。
事務職も多少のコミュニケーションを取る必要はありますが、営業や接客ほどのコミュニケーションを必要としません。
なにより定時で帰れる事が多いので、プライベートを充実させたい人にはおすすめの仕事と言えます。
WEBライター
ライターというと、雑誌のコラムや記事の文章、ブロガーなどのイメージを持つ方も多いでしょう。
いわゆるプロの物書き、って感じですよね。
自分も実際「有名な大学の文学部を出ていないと難しそう」「なんかわからないけど文学賞とか目指す人がなる職業」など、敷居の高い印象を持っていました。
でもむしろ素人のライティングを必要としているメディアもあります。何かというと、WEBを媒体とするコンテンツです。
一体全体どういうこと?って感じかもしれませんね。
雑誌や本などのいわゆる紙ものと違い、WEBはデータでやり取りをするためニッチなニーズが山のようにあります。
例えば「サプリを販売している会社の商品を使った感想を書いてほしい」「今までにプレイしたことのある、スマフォアプリのゲームについて体験談がほしい」など。
これなら出来る気がしちゃいませんか?
文章力のある人なら、企業の公式ブログなどの投稿文や情報系メディアの掲載文などを書くこともあります。
最初のうちはそのジャンルについて勉強したり情報を集めたりと大変なこともありますが、それも全て自分の知識となっていきます。
知識が増えるに連れて文字の単価も上がっていきますから、やればやるほど稼げるようになるといったメリットもうれしいですね!
しかも文章の作成は、PCさえあれば自宅でもカフェでもどこでも可能。
入稿もデータでやり取りしますので、メールが出来れば直接会話することもほとんどありません。
WEBライターはコミュ障の方の職業として、ピッタリと言えそうです。
仕事の始め方としては、まずは副業からスタートするのがおすすめです。
副業として始めたのに気がつけば本業より稼いでたなんて人もいるそうですよ。
お仕事の数もたくさんあるので気になる方は見てみるといいと思います。
不安なら職業診断で自分を知ろう!
コミュ障で仕事が続かない人におすすめしたい!長く働ける9つの職場はどうでしたか?
出来そうだなー!やってみたいなーと思えるものがあれば僕も嬉しいです(^_^)
しかし9つの仕事の中でも「まだちょっと自分には出来るか心配だなー」と感じる方もいるかもしれません。
実際、仕事選びは時間が掛るし、なにより無事に仕事見つかったとしてもやっぱり自分には合わなかった・・・となってしまえば、また仕事を探さなければなりませんからね。
そういった人の為に転職サイトでは「自分の強み」「向き不向き」「市場価値」を教えてくれる診断サービスがたくさんあります。
僕はこういった診断テストが大好きなのでいくつも活用してますが、登録は無料だし診断テストで分かった事は思いのほか結構ありました。
なので仕事探しで不安に思っている事があれば一度活用してみるのもいいと思います。