バイトの面接は担当者と直接会い採用の判断がされる、重要な機会です。
面接の担当者と気が合えば盛り上がって手応えも感じられますが、やはり緊張する場ではなかなか行かないのが現実。
まずは質問にきちんと受け答えが出来るよう、しっかり準備するところから初めていきましょう!
バイト先によって質問される内容は異なりますが、基本的なところは一緒です。
今回は面接で必ずされる質問を中心に、回答例や抑えておきたいポイントをまとめてみました。
「頭では分かっているけど、なかなか考えがまとまらない…」そんな方も大丈夫!
一つずつチェックしていきましょう。
必ず聞かれる!「このバイトを選んだ理由はなんですか?」
「当社の求人に応募した理由は?」「何故他のお店ではなく当店を選びましたか?」などバイトの面接では100%聞かれると言っても過言でもないこの質問。
要するに志望動機のことですが、これが一番の悩みどころだという方は多いようです。
でもちょっとしたコツさえ掴めば、簡単に面接で使える志望動機に出来ますよ!
意外と簡単!志望動機を考えるときのコツ
「志望動機なんていったって、特別な理由なんてない…」そんな時は率直に、そのバイト先を選んだ理由を考えてみましょう。
- 仕事内容に興味があった
- 仕事が楽そう
- 自宅から近い
- 店員さんが楽しそうだった
- 時給が高い
など、何かしら一つは挙がってくるのではないでしょうか。
実は志望動機ってこのような率直な理由で問題ないんです。難しく考える必要はありません!
このリストアップした理由から、志望動機を膨らましていきましょう。
志望動機を答える際の注意点
とは言え「バイトの内容に興味があったからです。」だけでは、面接での受け答えとしてはやや不足感があります。
また「お金が欲しいからです。」など素直すぎる返答をしてしまうと、印象が悪くなる可能性が非常に高いです。
そこでどうするかというと、「そのバイト先でどのように成長したいか」「自分が採用された際に、お店や会社にどんな良いことがあるか」などを付け加えるのです。
例えば以下のような例が挙げられます。
バイトの仕事内容に興味があったから
こちらのレストランでの仕事がずっと気になっておりました。というのも、飲食店での接客に興味があったからです。貴店を利用させていただいた際、お客さまが美味しい食事を楽しめるようスタッフの方々が細やかな配慮をしている姿を拝見し、とても感激いたしました。自分も意識をしっかりもち、このようなクオリティの高い接客ができるようになりたいというのが目標です。お客さまに「また来たい」と思っていただけるような接客を目指したいと思っております。
この回答例では、前半で「仕事内容に興味があった」という志望動機を述べ、後半で「バイトを通して成長したいこと」を目標として掲げています。
自分が実際に体験し思ったことを付け加えるだけで、他の志望者とはちがうオリジナリティのある回答にできますね。
お金が欲しいから
春から大学に通うことが決まり、少しでも親の負担を減らせるように生活費だけでも自分で稼ぎたいと考えています。御社のアルバイトは高時給であることが自分にとって非常に魅力的です。その分仕事が大変であることは理解しております。ただ私は忙しかったりある程度の努力が必要な方が逆にやりがいを感じられる性格のため、皆さんに追いつけるよう業務内容はしっかり勉強していくつもりです。また学校でも御社の業務につながるような専門知識を学んでおりますので、その面では即戦力として働けるのではないかと考えております。
こちらは前半で「お金が欲しい理由」を、後半で「バイト先にとってメリットになること」を述べています。
何か得意分野がある方やこれまでのバイトなどでスキルを付けている方は、積極的にアピールしていきましょう。
また、志望動機は履歴書に書いてある内容とも連動します。
全く違うことを話してしまったり、矛盾してしまうようなことの無いように注意してください。
ノート等にまとめてから履歴書に記入すると、失敗も防げますよ!
面接担当者が志望動機から読み取りたいことは、「他のバイト先ではなくなぜうちを選んだのか」が大きなポイントになるようです。
その他には「やる気があるか」「他の志望者と何が違うか」「今いるスタッフと気が合いそうか」という点も見られます。
事前に答える内容をきちんと考え、自信を持って面接に臨むことが大切です。
「バイト経験はありますか?」は即戦力チェック!?
「アルバイトの経験はありますか?」「接客をしたことはありますか?」など、職務経歴を聞かれることも多いですね。
この質問では、経験を活かした仕事ができるかと言った即戦力をチェックされています。
というのも雇う側としては1から教えるより、ある程度知識があればその手順を省けるからなのです。
また、経験の内容によっては研修期間が発生しない場合もあります。
時給等の待遇にも関わることがありますので、どのようなスキルがあるのか詳しく説明できると良いでしょう。
答える職務経歴は志望先によって選ぼう
様々なバイト経験がある方や単発バイトを沢山してきた方は、一つずつ説明する必要はありません。
経験豊富な方は、そのバイト先の業務に近いものを優先して話す素材にすると良いでしょう。
経験は貴重なスキルですから、積極的にアピールしていきましょう!
接客業の経験で身についたこと
以前努めておりましたアパレルのバイトで接客を経験し、お客さまそれぞれに合ったお声掛けの方法があることを知りました。声をあまりかけてほしくないお客さま、店員と喋るのが好きなお客さまなど様々な接客方法が身についたと感じております。
販売の仕事を活かしたい
コンビニで2年間バイトしておりました。接客だけでなくレジ対応や品出し、発注など一通りの仕事を身に着けております。こちらのスーパーでもこの経験を活かし、早く仕事に慣れるよう学んで行きたいです。
飲食店の仕事を網羅している
駅前の居酒屋でキッチンの仕事をしておりました。人出が足りないときには接客も担当しておりましたので、飲食店の幅広い業務に関わることが出来るのではないかと思っています。
などアルバイトを通じてどんな知識や技術を得たかをアピールできると、担当者にも伝わりやすくなりますよ。
履歴書にはできるだけ記入しておきたいところですが、書ききれない場合は同様の考え方で経歴を絞るのがおすすめです。
バイト経験がない時はどうする?
もちろん未経験だからと言って、それだけで不採用の判断がされるわけではありません。
ただバイト候補が二人いてどちらの採用か悩んだとき、経験がある方…となってしまう可能性もあります。
単純に「ない」とだけ答えるのではなく、「挑戦してみたい」「やってみたい」といった前向きな姿勢を見せることが大事です!
共通する業務内容を活かす
これまでに雑貨店で接客を経験しましたが、飲食店でのアルバイトは初めてです。早く礼儀やマナーを身に付けられるよう頑張ります。お客さまと話すことが大好きなのですが、飲食店となるとまた接し方も変わってくると考えております。先輩の接客を参考にし、より良いスタッフに慣れるよう努力していきます。どうぞよろしくお願いいたします。
初めてのバイトに挑戦する
今までは受験があり学業に専念していたため、今回が初めてのアルバイトです。持ち前のやる気と元気で、早く皆さまに馴染めるようにしたいと思っております。少し緊張してしまうところがありますので、貴店のバイトを通してメンタル面でも大きく成長していきたいです。
自分の可能性を広げたい
引っ込み思案なところがあり、アルバイトは倉庫ピッキング等の軽作業を中心に経験してまいりました。本当は接客業をやってみたいとかねてから考えておりまして、今回思い切ってチャレンジしようと研修制度が充実している御店の求人に応募いたしました。明るく元気にをいつも心がけ、お客さまが居心地の良いお店づくりに貢献していきたいです。
など、なぜ今までバイトの経験がなかったのか、違う職種の経験はあるのか、という点も含めた回答が出来るとより良い印象になるでしょう。
バイトの経験を通じて得るものは沢山ありますが、例えば販売の面接時に接客経験があるにもかかわらず、軽作業の経歴やスキルを説明してもあまり意味がないと受け取られることもあります。
志望先の仕事に直結するか否かで考えてみてください。
もし違う職種をアピールする場合は、「軽作業では確認作業が必須でしたので、お客さまの購入商品の確認・レジでの確認はしっかりできると思います。」など、活かせそうな部分にクローズアップしてみましょう。
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「前のバイトを辞めた理由は?」もプラスの印象に!
職務経歴がある人には「前のバイトをやめた理由は?」などと直近のバイトについて聞かれることも多々あります。
辞める=マイナスのイメージになりがちで、「言いづらいな…」なんて思う方がほとんどなのではないでしょうか。
しかし辞めた経験もしっかり話すことで、次の仕事へのやる気を見せることも出来るんです!
ネガティブなことも前向きな気持を表し、ポジティブな言い方に変えていくことが重要です。
辞める=プラスのイメージに変える方法
新しいバイトを始めるということは、新しい一歩を踏み出すこととも言えます。
経験を増やしてステップアップしたり、自分に今までなかったスキルを身に着けたりするためのチャレンジということですね!
時給をアップさせたい
前職は本屋で仕事をしており、自分は読書が好きなため大きなやりがいを感じていました。ただ時給が安く貯金がなかなか出来ないため、違うバイトをと考えておりました。以前から気になっていたこちらのお店でバイトを募集していることを知りまして、退職しこちらの求人に応募させていただきました。
新しい職種にチャレンジしたい
前職では3年間ファーストフードのバイトをし非常に充実していたのですが、自分の出来ることを増やしたいと思い新しい職種に挑戦するため退職いたしました。こちらの仕事は初めてなのですが、以前からココでバイトしてみたいな…とずっと思っておりました。日々復習を心がけ、できるだけ早く業務に慣れたいと思います。
など、次に向けての第一歩としてバイトを辞めたことを伝えられるのがベストです。
面接の担当者は積極性があるかをみるのと同時に、「人間性に問題がないか」「人間関係をうまく構築できるひとか」もチェックしています。
「仕事が飽きた」「職場の人間関係が悪くてやめた」などはどんな言い方でも絶対にやめましょう。
「採用してもすぐやめそうだ」「スタッフといざこざを起こしそうだ」と思われ、不採用の確率が高くなってしまいます。
意外と重要!「勤務時間やシフトの希望はありますか?」
事務的な質問にはなりますが、「勤務出来る日数と時間は?」などシフトの希望も必ずされる質問と言っていいでしょう。
これは、自分のスケジュール管理をしっかりしていないと答えられない質問です。
手帳やスマートフォンアプリを使い、どの曜日に何時間入れるのかをきちんと候補出ししておきましょう。
バイト先の需要に合わせられるかが重要!
幾ら受け答えが上手に出来たとしても、肝心のシフトが応募先の需要と合わないようでは意味が無くなってしまいます。
職種や立地によって人員を要している時期、曜日、時間は大体決まっていますので、それも含めて予定を考えておくと当日焦らずに済みます。
例えば飲食店なら土日祝日や連休中、事務職なら平日の昼間などが仕事のピークです。
募集要項にも、必要としている曜日や時間帯が記載されていることもあります。
回答のポイントは無理をしないこと
需要のある時期に多く出勤出来る人のほうが採用されやすいとはいえ、受かりたいばかりに嘘をつくのはやめておきましょう。
採用されたあと周りに迷惑をかけてしまいますし、なにより自分で自分の首をしめるなんてことにもなりかねません。
繁忙期のお休みを貰う場合
お盆の時期は親戚で集まるのが毎年の決まりとなっており、お休みをいただけたらと思っています。その代わり、ゴールデンウィークや年末年始など他の連休中はしっかりシフトに入らせていただきます!
など、どうしても休みのほしい期間がある場合は代替え案をしっかり伝えることが大事です。
面接の時には、「お店が人員を必要としているときに動ける」という意志を見せるようにしましょう。
もちろん無理をしてシフトに入ることはありませんし、お店に強要されるようであればキチンと断ってOKです。
求人の募集要項は、応募時にきちんと確認をしておきましょう。
「土日出勤できる方」「週3日以上働ける方」などの条件が明示されている場合、都合が合わないのに応募することは避けたほうがベターです。
事前に調べておきたい!「通勤手段とかかる時間は?」
シフトの希望と同様事務的な質問に、「通勤手段と通勤にかかる時間は?」と聞かれることがあります。
交通費の確認ですので、こちらも正直に伝えるようにしましょう。
予めどんな公共交通機関を使うのか、運賃はいくらなのかを調べておくことをオススメします。
学生さんで学校・自宅両方から通うことがある場合は、どちらも答えられるようにしておきましょう。
通勤時間は短いほうがいいの?
あまりにも通勤時間が長すぎる場合を除き、採用不採用にはそこまで大きく影響することはないようです。
ただし、正社員と違いアルバイトでは通勤時間が短いほうが歓迎される傾向にあります。
特に接客業等はその傾向が強いようです。
というのも、当日欠勤があったときや急に混雑したときなど、シフトに入っていなくてもヘルプに呼ばれることがあるため。
チェーン店など店舗がおおい所は30分以内、それ以外では大体1時間以内が目安となっているようですね。
自動車や自転車で通勤がしたい場合はその旨が可能なのか、その場合交通費は支給されるのかを確認しておくと安心です。
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答えづらい自己紹介や自己PRは簡潔に!
「お名前とあなたの長所と短所を教えてください」など、自己紹介についても高確率で聞かれる質問です。
ついついよく見られようと意識して背伸びしちゃうこともありますよね…。
自己紹介は「自分を客観的に見ることが出来るか」という点をチェックしたいといった意図があるので、そもそも取り繕った回答は不要。
自分が自分のことをどう思っているか、素直に回答することに意味があります。
自分が思う長所や短所に加え、「友人から良くこう言われる」などといったエピソードも加えるとより具体的に話すことができますよ!
自己紹介の回答例
長所について
自分の長所は「初対面の人ともうまく話すことが出来る」という点だと思っています。見た目が怖かったりしても、結構平気で話せてしまうタイプです。仲間内でも「お前が○○くんと話してなかったら俺も卒業まで話すことなかったよー。一見強そうだけど中身は良いやつなんだな!」なんて言われることもよくあります。バイトでもお客さまに対して、色々な方と話すのに抵抗なく接客ができるかなと思っています。
短所について
短所に関しては長所にもつながるところなんですが、仲良くなりたいばっかりにグイグイ話してしまうという点です。自分でもわかってはいるんですが、つい相手の顔色を伺わず積極的になりすぎてしまいます。バイト中は自分の短所を常に頭に入れ、お客さまのご迷惑にならないような接客を目指していきたいです。
もし自己紹介に加えて自己PRをするように求められた場合は、「自己紹介の内容を少し掘り下げて話す」ようにしてみましょう。
面接の担当者としても、「自己紹介で聞けなかった内容をもう少し話してほしい」という意図があったりするようです。
よくわからないと思わず難しく考えず、自己PRは自由に話せる場だと思っていいでしょう。
と言っても自分を売り込むためのアピールタイムでもありますから、やたらとダラダラ話すのは厳禁です。
5分以内を目安にし、内容を組み立てて話していきます。
自己PRの回答例
自転車が趣味
自転車にハマっていて、早朝から走り込んだり休みの日は100km程度サイクリングしています。最初は近所を走るだけでもかなりきつかったのですが、だんだん長距離を走れるようになり体力もついてきました!今は同じレベルの人たちでチームを組んで、大会への出場を目指しています。個々に役割が当てられた戦術を考えるのが得意で、キャプテンにも任命してもらえました。
ネット対戦ゲームと仲間
ネット対戦ができるゲームが好きで、空いた時間を使ってよくプレイしています。最初は顔を合わせない世界って怖いなーと思ったんですが、顔が見えないからこそ思いやりや気遣いの大切さを実感しました。その中で仲良くなった仲間とオフ会を企画するなど、人とのつながりを広げられるように積極的に動いています。同じ趣味を持った仲間がいるのがとてもありがたく、貴重な存在と感じております。
など何が好きでどんなことを実践しているのかと言った点を織り交ぜると、聞く側もあなたの人となりを想像しやすくなります。
部活の経験もアピールポイントに
学生さんなら部活やサークル活動も自己PRのネタに使えます。
面接でも「部活やサークル活動はしていますか?」など聞かれることが有りますが、この質問は協調性の確認が目的です。
バイトでも先輩や後輩、正社員やオーナーなど様々な立場の人と協力して仕事をすることが求められます。
担当者としては問題のあるような人は最初から雇いたくないですから、集団活動の経験を確認するというわけです。
バレー部での活動
バレー部に所属していて大会には出られなかったものの、みんなで一生懸命練習して獲得した点は何事にも代えがたい物がありました。たとえ弱かったり勝ち目がない試合に当たったとしても、諦めずに一生懸命プレイすることが大事だと強く感じています。
続けている習い事
部活やサークル活動の経験はあまりありませんが、小学生の頃から書道を習っています。現在も時々教室に通っており、よい気分転換になっています。自分では気づかないうちに集中力も養われているようで、良く友人に「一回集中すると半端なく無心になってるね」と言われます。
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「質問ありますか?」と聞かれたら
面接の最後の合図ともいうべき「質問ありますか?」という質問。
無ければ「色々とご説明いただいたため、疑問に思っていたことも全て明確になりました。」などでOKです。
ただ僕は面接会場を出てから「コレを聞いておけばよかった!」って思うこともしばしばあったので、気になることは箇条書きにしてメモをとっておくと良いかもしれません。
今回は面接でチェックしておきたい項目を挙げていきますので、参考にしてみてくださいね!
仕事の内容
仕事の細かい説明は採用された後研修中に行われますので、あまり深く聞くことは迷惑になってしまう可能性があります。
気になることがあれば、簡潔に聞くようにしましょう。
例えば「こちらの制服を着た方がチラシ配りをしているのをよく見かけるのですが、その仕事もバイトの内容に含まれますか?」「キッチンとホールの仕事は兼任することは出来るのでしょうか」など。
ヘルプはあるか
チェーン店だと人員が不足する店舗にヘルプとして出勤することも。
なかには当日突然遠いところに行かされるケースもあるので、募集要項に記載されていないときは確認しておくことをオススメします。
ただしヘルプが全て悪いわけではありません。
いつも出勤しているお店と違う店舗でバイトすることで、客観的に仕事を見ることができるなど良い点もあります。
ヘルプがどうしても気になる方は、月にどのくらい発生するかを聞いてみると良いでしょう。
制服の支給について
制服のあるバイトについては、募集項目にも「制服貸与」など書かれていますよね!
無料で貸してもらえるところも多いのですが、中には買取だったり一旦まとまった金額を入れなければいけなかったりというバイト先もあります。
またズボンだけは自前とか黒の靴を用意しておくなどと決まっていることもあり、是非面接で確認しておきたいところです。
身だしなみの基準
面接では働くときと同様の身だしなみを心がけることが前提ですが、もし自分の髪色や髪型が基準に則っていなかった場合、出勤日までにきちんと直しておかなくてはいけません。
どの程度までが決まりとしてOKなのか、しっかり確認を取りましょう。
面接時に基準を外れているようなら、決まりはしっかり守る意志があることを伝えてくださいね!
社割はあるか
特にアパレルなどはお店の商品を身に着けないといけなかったりもするため、社割がどのくらいあるのかを聞いておくと安心です。
飲食店ではまかないはあるのか、金額はどのくらいなのか、食事を持参しても良いのかなど確認すると良いでしょう。
賄いがある場合は、食べ物のアレルギーがある人は事前に必ず伝えてくださいね!
交通費の支給
募集要項に交通費支給の有無を書いてあっても、金額までは明示されていないこともあります。
採用されていざバイトが始まってみたら「交通費の半分は支給されない」などと言ったトラブルが発生することもあるため、面接で明確にしておくことが大切です。
意外と交通費をケチるバイト先って多いんです…。
給料日や締め日
生活費やイベントなどでお金が必要だったり、前バイトのお給料との使うお金の計算をしたいって言う人も多いかと思います。
前もって給料日や締め日を面接で確認しておくと安心ですね。
また銀行口座を指定されることもあるため、その点も併せて確認しておきましょう!
気をつけたい質問
他の求人にも応募していますか?
ネットの口コミ等では、他に応募していても「ここしか志望しておりません」と答えるのが良いという意見もあるようです。
ですが、嘘をつく意味はあまり無いのかなという気もします。
追求されるのが嫌ならそれでも良いとは思いますが、正直に「XXX店も仕事が気になっており応募しました。第一志望は御店です」などと答えると良いでしょう。
掛け持ちはしていますか?
この質問は注意が必要です。
求人情報に「掛け持ちOK」「ダブルワーク歓迎」などと記載されていれば問題ありませんが、掛け持ちを禁止しているところも多くあります。
特に同業の場合それだけで不採用となることもありますので、掛け持ち希望の方は応募時はきちんと確認するようにしてください。
面接の受け答えで注意すべきこと
会話を途切れさせないようにしよう
緊張していると答えがうまく出てこず黙ってしまう、なんて人も多いでしょう。
面接では沈黙の時間を作らないよう注意が必要です。
答えるまでに少し間が欲しいと思ったら、「少しだけ考えてもいいでしょうか」など一言添えましょう。
突然黙るよりは、一言断ったほうが印象は良くなります。
言葉遣いに気をつける
面接では敬語や謙譲語の使い方に注意しましょう。
話が盛り上がってきて気が緩むと、「でさー」とか「あのさー」なんて言ってしまいがち。
最初から最後まで気を抜かずに適度な緊張感を持つことが大事です!
自分で気づかない「クセ」に注意
どんな人でも癖って持っているかと思いますが、話し方のくせがある人は少し注意したほうが良いかもしれません。
特にお客さまと話す機会の多い接客業などは、細かいところまでチェックされている可能性があります。
友人などに聞いてみて、早い段階で直しておくと将来の就活などにも役立ちます。
【おまけ】面接で聞かれて困った!ちょっと変わった質問
面接ってかたーいイメージがありますよね。でも中には「担当者楽しんでるでしょ…」と思うような質問をする人もいました。
僕が今まで受けてきた面接で、印象に残っている面白い質問をご紹介します!
このお店の悪いところは何処だと思いますか?
個人店の居酒屋バイトの面接で聞かれた質問です。当時の僕はまだ若かったので、相当焦りました笑。
確か「接客や料理の質は素晴らしいが、個人店にとどまっているのでもっと大きなお店になったら良いと思う」とか大変に失礼なことを言った記憶があります。
ここのオーナーはすごくいい人で、採用されたときに
「君が面接で言ってくれたのはとてもいい答えだったよ。でも個人店だからこそお客さまに寄り添った仕事が出来ることも忘れないでね!」
なんて僕の意見を肯定しつつも考えを正してくれたのを覚えています。
僕達に面白いあだ名をつけてください
担当者が2人で、志望者が4人の集団面接のときに聞かれた質問です。
僕は基本的に口が悪い方なので「絶対に失礼なことは言わないようにしよう…」と思っていたところ、別の子が「聞くだけマシーン」とか「家ではただのオジさん」「全身しまむら」とか遠慮なくどんどん言ってきて思わず噴き出してしまった事がありました。
緊張してるときってなんかこういうのが妙にツボっちゃったりするんですよね…やってしまった。
残念ながら僕は面白いことも言えず面接が終了したんですが、不採用でも満足した1日でした(;´∀`)
あなたは高温の地球と氷河期の地球、どちらで生き延びられると思いますか?
これはガテン系の仕事をした時の面接で聞かれました。
「暑いときには服を着ようが脱ごうが何をしても暑いですが、寒ければそれを遮断する方法はたくさんある気がします。また暑いと水不足なども心配ですが、寒いときは火をおこして氷や雪を溶かせば水もとれますし、食料はマンモスを狩ればなんとかなりそうな気がしています。」
って言う感じで、大して面白くない回答をしてしまいました笑。
ガテン系は体力勝負の仕事なので、危機回避能力が問われたのかなあなんて思ってます。
まとめ
面接の質問に対する受け答えは、話すのに自信がある人でもとっさには出てこないものです。
だからこそ前もって準備しておくのが大事なんですね!
オススメの方法は、履歴書を書くときに一緒に面接での受け答えもまとめておくこと。
面接では履歴書の内容を深く掘り下げて聞かれることが多いんです。
「この項目について聞かれたらこう答えよう!」と考えておくだけでもかなり大きな対策になりますよ!
気持ちの余裕につなげるためにも、事前準備をきちんとして面接に臨んでくださいね。
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