iDA(アイ・ディ・アクセス)はアパレルやアクセサリー、コスメと言ったファッション業界で活躍したい人のための派遣会社です。
派遣だけではなく正社員への転職もコーディネーターがついてサポートしてくれるため、自分にあった働き方を見つけることも夢ではありません。
今回はiDAについて、利用者の評判や特徴、メリットやデメリットを追っていきたいと思います。
iDAについての基本情報
運営会社 | 株式会社iDA |
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公式サイト | https://www.ida-mode.com/ |
働き方 | 派遣・正社員 |
登録会場 | 東京(本社)、大阪(本社)、札幌、仙台、新潟、大宮(埼玉)、千葉、横浜、静岡、名古屋、京都、梅田、神戸、広島、四国(愛媛)、福岡、南九州(鹿児島)、沖縄 |
登録方法 | Webで仮登録後、最寄りの支店で本登録 |
特徴 | ・アパレル、コスメなどファッションに特化 ・コーディネーターによる高いマッチング率 ・派遣だけでなく正社員への転職も支援 |
iDAの評判・口コミ
20代・女性
評価:
勤務は決まったシフト通り
残業は自分からしない限りありません。事前に申請をしているシフトどおりに出勤となります。最初はシフトの優先順位も低いのかなと感じることもありました。そのあたりは派遣ですから仕方がないかな。でも今はほぼ希望通りのシフトに決まっていて、プライベートの予定も立てやすくなりました。
申請したお休みもほとんど変わることはありません。ごくたまに社員さんが急にお休みになったときにだけ、代わりに入ることもあります。でもあっても年に2〜3回位。週休2日で長期休暇が取れるときは数日間取らせてもらえます。有給もあって、どうしてもお休みを取りたいときはとても便利です。
20代・女性
評価:
ステップアップやスキルアップにもつながる
ずっとアパレルで働いてきて初めての転職だった私には、合うか合わないかわからないブランドやショップを総当りで応募しなくて済むのがありがたいと感じました。最初に就活したときはとても大変でしたので、iDAさんにお世話になれたのは本当に助かりました。
たくさんのショップやブランドから、自分の経験、スキルレベルを考慮して企業を選択でき契約もスムーズでした。また事前にコーディネーターや営業の方から職場の雰囲気、仕事内容を紹介していただけます。
特に営業の方は企業の現場を見ていることもあり、どんな年齢層の人が多く働いているか、客層の様子はどうか等把握することもできました。コーディネーターの方は、派遣された経験者の感想等を共有いただきました。
今まで自分が働いてきた店舗よりもレベルの高い職場を紹介してもらうこともできます。ですので、将来のためのステップアップやスキルアップにもつながると思います。
20代・男性
評価:
人によっては合う合わないが出てくる
販売職という特性上、女性の多い職場への配属になります。メンズで働いておりますが、売り場の割合はウィメンズが圧倒的に面積を占めており、女性上司ともうまく折り合いをつけていく必要があります。
店舗によっては女性が店長ということもあるそうですので、人によっては合う合わないが出てくると思います。
担当者の対応は人により全く異なりますしコロコロ変わるためあまり当てにしていません。
20代・女性
評価:
担当者任せではなく自分でも動く
派遣の経験者はわかると思いますが、iDAの担当者は面接ではなく面談ですので、初回に細かい項目まで細かく希望を伝えておく必要があります。特に給与と働く時間は明確にしておくことをおすすめします。
何でもいい、というスタンスですと、拘束時間が長かったり、やりたい仕事と違ったり、バックヤードに回されてしまうと言ったミスマッチングが発生します。販売経験が長ければ売り場に採用され即戦力として働けますし、そうでなければサポートとして回されるということのようです。
派遣先との顔合わせのときも、仕事内容や待遇をきちんと確認して、紹介されていた内容と相違がないか確認しなければなりません。
就労にあたって契約期間が設定されていると、その期間はよっぽどのことが無い限りやめることができなくなりますので、ミスマッチングが起きないように、契約内容は慎重に検討したほうが良いです。
担当者によっては、細かいところまで派遣先と確認を取り合ってくれる人もいますが、そうでない人もいます。担当者任せではなく、自分で積極的に動く必要があります。
30代・女性
評価:
アパレルの短期バイト
以前何度か利用していました。長期ではなく私は転職の合間ということもあり繁忙期のみの短期で働きました。短期のバイトでは店舗で厳しい指導やノルマがあったりすることはなかったのですが、長期で働いている人は売上について店長から言われることもあるようでした。
いくつか店舗に行っていると本当に雰囲気は様々あり、いいところと良くないところの差は歴然でした。私は短期だったため良くないところでも「後一日!後一日!」と思えましたが、長期だと契約上やめられれず本当にきついみたいです。
また店舗の補填的な人員ではいると人が足りない時間から埋められれていくため、午前中に入ってお昼が夕方になったりだとか、一時間働いて短時間休憩のあとすぐにお昼休憩など不規則なシフトになることもありました。短期バイトはそういうところがキツイですが、時給は良いので割り切ればなんとかいけます。
大変な経験もありましたが軽作業や工場などの短期バイトが多い中、アパレルで仕事ができたことはとても良かったです。
20代・女性
評価:
メンタルが強くないと、長く続けていかれないかも
私の職歴では希望するブランドでは無理と言われ、好みではないブランドを紹介されました。ちょっと希望とはかけ離れた内容だったので、その後は短期スタッフとして、色々な仕事をしていました。
あるイベントごとのとき短期で働けるかもしれないとのことで、裏方のスタッフとして就労しましたが、派遣先の方々はプライドが高く、人間関係が非常に難しかったです。お客様もみなハイソな方ばかりで、色々な意味で勉強になりました。
どうしてもそこで働きたい理由があったり、よほどメンタルが強くないと、長く続けていかれないかもと感じました。
20代・男性
評価:
良い環境で切磋琢磨できた
担当者が自分と派遣先の情報を整理して面接に同行してくれたため、好きなブランド・会社でも挑戦ができた。お陰で働きたかった職場に採用してもらえた。その後は販売としてすぐ現場に立たせてもらえるためこれまでの経験を活かして働けたのが良かった。
ファッションに関して意識の高い方が多くとても刺激になるし、お客様に対する接客スキルも抜群に向上したと思う。思った以上に良い環境で切磋琢磨できた。
派遣先で働いている間は担当者や営業から連絡が来ることは契約更新のときだけ。受動的なサポートはほとんどなかった。採用後は派遣先に毎日勤務することになるためそちらでの人間関係を築くことに専念した。
また求人サイトで紹介されているようなハイブランドやラグジュアリーブランドは知識やスキルの実力に自信があり、これからもアパレルで働きたいという強い気持ちがある人でないと難しい。
20代・女性
評価:
就労後のフォローはない
就業までの仕事案内や情報提供のサービスはよかったですが…その後のフォローは全くないです。特にこちらからも連絡することはないため、就業先との連携の方が密になっています。
心配なのは、もうすぐ契約終了になるのですが、それでも連絡がないところ。就業先の店長さんも「前来てくれてた人もそうだったみたいだよ。そろそろ連絡したほうがいいかもね(困り顔)」と言っています…。
就労先の会社には不満はありませんし、派遣だからといって態度を変えるようなこともなく快適に楽しくお仕事をさせてもらっています。ただそれだけに残念です。
20代・女性
評価:
派遣社員でも安心して働ける
iDAでの仕事は基本派遣ですが保険関係がかなりしっかりしています。雇用保険、労災、健康保険や厚生年金もきちんとあります。派遣社員でも安心して働ける環境が整っていると思います。
アルバイトで正社員経験がなく正直なところ派遣で働くのは不安だったのですが、周りにいる他のスタッフさんの働き方を見て良い刺激をもらってます。
またファッション系は女性中心のお仕事で、女性が活躍できる環境も整っています。女性店長、エリアマネージャーなど出世している方の働きを見ることもできます。
販売力や接客力といった実力もそうですが、将来なりたい自分を現実として実感できる良い機会になるんじゃないかと感じています。
iDAの3つの特徴
ファッション特化型派遣会社
派遣会社や転職エージェントはたくさんありますが、中でもiDAはファッション業界のみに特化している点が一番の特徴と言えます。
グッチやルイ・ヴィトン、カルティエなどの海外ラグジュアリーブランド、ユナイテッドアローズやトゥモローランドなどのセレクトショップ等、有名企業とのパイプラインが特に強いようです。
派遣は契約期間が限られており、正社員に比べて採用がされやすいとの声もあります。自分では転職が難しいとされるブランドにも挑戦でき、採用の可能性も広がります。
紹介される職種は販売などの接客がメインになりますが、 経験があればデザイナーやパタンナーなど本社勤務も可能です。
正社員への転職も可能
iDAでは正社員への転職も積極的に行っています。派遣として働くうちに派遣先の会社から声がかかったり、正社員として採用されることを前提とした「紹介予定派遣」という働き方もできるのです。
また正社員の求人も多く取り扱っており、中には「ファッション系企業の事務」「自社アパレルサイトのエンジニア」というようなコアな求人もあるようです。
これまでのキャリアを活かしてファッション業界で働きたいと考えている、販売職以外の方にも広い門戸を持っているのがiDAです。
様々なブランドからマッチング
先にラグジュアリーブランドを述べましたが、カジュアルやストリート、更にはファストファッションまで、扱う求人の幅はかなり広いです。アパレル業界を網羅しているといっても過言ではないでしょう。
コスメ系ブランドではゲランやシュウ・ウエムラ、ドゥ・ラ・メールなどデパコスの美容部員、有名店舗のエステティシャンなどの求人も扱っています。
サイトでもたくさんの求人が紹介されており内容を確認することも出来ますが、紹介されるものの殆どは非公開求人のようです。まずは一度相談してみるのもありでしょう。
iDAの登録方法と仕事までの流れ
iDAは単なる求人サイトではなく、派遣・転職のサポートをしてくれるエージェントです。利用するには仮登録後、コーディネーターとの面談が必須になります。
ここでは簡単に、登録方法を仕事を始めるまでの流れを見ていきましょう。
Webで仮登録
まずはiDAの公式サイトから仮登録を行います。ここでは職務経歴などの面倒な入力は一切ありません。
「かんたんエントリー」のボタンをクリック、氏名や住所、生年月日、電話番号、メールアドレスなどの個人情報を入力します。担当者からの連絡がはいりますので、電話番号は繋がりやすい携帯がおすすめ。
またメールアドレスは登録後も使用することになります。すぐチェックできるものか、アプリ等から新しくiDA専用に準備しておくのも良いでしょう。
希望のカテゴリは「ファッション・アパレル関連」「コスメ・ビューティー関連」「幅広く検討」から、希望の雇用形態は「正社員・契約社員」「紹介予定派遣・長期派遣」「短期・単発」「幅広く検討」から選択します。
どちらもここで選択したから他は紹介してもらえない、というわけではありません。自分のキャリアや希望条件を考えつつ選択すると良いでしょう。
面談で本登録
仮登録が完了すると、担当者から登録面談のスケジューリング連絡がきます。平日の昼間に連絡が来ることが多いようですので、登録後は電話やメールをこまめにチェックしておくことをおすすめします。
面談は最寄りの支店で行われます。履歴書の事前準備は不要。スキルシートが用意されており、これまでの仕事経験やファッション系の知識などの経歴を記入します。
コーディネーターとのカウンセリングでは、スキルシートをチェックしながら希望の条件を詳しく相談していきます。このカウンセリングは仕事紹介につながる大事なステップです。細かく希望を伝えることでマッチングミスを防ぐことが出来ます。
希望が具体的に想像できないという方は、「絶対に譲れない条件」「できれば叶えたい条件」「不可の条件」の3つを箇条書きにするのがおすすめです。内容は必ずしもファッション系でなくてもOK。思いつくものをどんどん挙げていきます。
書いているうちに「やっぱりこれは妥協したくない」と思えば譲れない条件に入れればいいですし、「挙げてみたけどいらないな」となれば消してしまえばいいわけです。
こうして自分の中にある条件を洗うように探っていけば、大きな希望の枠組みは完成します。
コーディネーターと派遣先を選ぶ
相談した条件や希望を元にお仕事の紹介に入っていきます。コーディネーターが希望に沿うような求人を紹介し、もしその場で見つからなければ、何度でも相談は可能です。また持ち帰って検討することもできます。
派遣先が決まったら、職場見学と顔合わせに入ります。このとき一人で派遣先に伺うような事はありません。コーディネーター、もしくは案件担当の営業が同行してくれます。
とはいえ全て任せきりにするのではなく、事前にある程度調べておくと安心です。派遣先がどのような事業を行っているかなども知っておくといいでしょう。
iDAのメリット・デメリット
デメリット
担当者と合うかどうかは人それぞれ
口コミを見ていると、担当者のやり方と合わない、性格が合わずやり取りに不満を持っている、という内容を不満点として挙げている方も少なからずいるようです。
お互いにあまり知らない相手と突然密にやり取りをすることになりますので、ここで性格が合わないと感じると仕事が始まるまでに不安になってしまいます。
いい仕事に就くためと割り切りビジネス相手として連絡を取り合うか、担当を変えてもらえないか窓口に相談してみるのもありです。
いずれにせよ自分のための転職ですから、満足行く結果につながらなければ意味がありません。担当との人間関係で悩むようであれば、他の方法を考えるのも一つの手といえるかもしれません。
ハイブランドはスキルが必要
ファッション業界が未経験で利用することももちろん可能ですが、百貨店に入っているブランドやハイブランドは一定のスキルや経験が必要になる場合もあります。
経歴にあまり自信がない、という方はまず短期案件で経験を積むのもおすすめです。
仕事内容が限られることも
派遣として雇用される場合は、仕事内容が限られることもあるようです。
残業がない、時間通りに働けるとなどメリットの大きい部分でもありますが、最初の相談の段階で仕事内容はよく確認しておきましょう。
販売がやりたかったのに品出しや値札付けしかやらせてもらえない…となると、身につけたいスキルも身につきませんし、その分の時間も無駄になってしまいます。
ただし、派遣先が契約内容と全く異なる仕事をさせるのは契約違反になる可能性もあります。もし就労中にそのようなことがあれば、担当者に連絡を取ることをおすすめします。
メリット
レベルの高い仕事ができる
派遣でファッション業界の仕事をすることはたくさんのメリットがありますが、最も大きなメリットは「自分ひとりで転職活動をするよりも、レベルの高い仕事に就くことができる」ということです。
何かしらのコネがなければ、有名企業に自分の力だけで採用されることは非常に大変です。
iDAのように有名ブランドや大手企業と太いパイプラインを持っているエージェントを利用すれば、採用までの道のりはぐっと近くなります。
またエージェントに相談することによって、希望する企業に採用されるためにどんなスキルが必要で、自分に足りない経歴は何かを明確にすることも出来ます。
頼れる存在があることにより、精神面でも安心して就職・転職活動ができるのではないでしょうか。
iDAまとめ
派遣、正社員、短期派遣などファッション業界で様々な働き方を提案してくれるのがiDAです。
経験の可能性を広げるために、仕事や転職で迷っている方は一度利用してみると大きな一歩を踏み出せるかもしれません。