求人サイトからの応募が多い現代では、バイトの募集先に電話をかけることってあまり多くないかもしれません。
メールやサイト内のメッセージなどでやり取りが完結できて、あとは面接を待つだけ！なんて便利な時代になったんだ( ´∀｀)
っていうのもつかの間、面接前にどうしても電話をしなければいけなかったり採用の連絡で電話がかかってくることもありますよね。
そんな時、どうしたら良いかわからない！不在着信があったけど電話でなんて言ったらいいんだろう？なんて思ってしまう人もいるでしょう。
僕も電話が苦手だったのでお気持ち察します・ﾟ・(ﾟうｪ´ﾟ)・ﾟ・
コールセンターや電話営業などであれば数をこなせば慣れてくるものですが、流石にバイトの応募で何度も電話するなんてことはあまり無いですよね…。
そこで、今回は営業の仕事を(ちょっとだけ)経験したことのある僕が贈る！バイトの面接前に電話をかける際のポイントをまとめてみましたよ！！
電話をかける前に準備することや電話のマナー、やり取りの例や体験談などもご紹介しています。
電話をかける前に用意しておこう！
知らない相手に電話するのって、結構緊張しちゃいますよね。僕は電話が苦手なので、毎回心臓がバクバクになります笑。
この緊張を取るのってなかなか難しいですが、電話をかける前に準備を整えておけばあせらずにすみますよ！
メモと筆記用具を準備
電話先の担当者の方が言ったことを忘れないためにも、必ず前もってメモと筆記用具を準備しておきましょう。
電話って慣れていないと緊張しちゃうんですよね(；´∀｀)なので、せっかく問い合わせをしても頭のなかが真っ白…なんてこともよくあるんです。
自分が聞くことを書いておいて、台本を作るのも良いかもしれませんね( ´∀｀)
カレンダーやスケジュール帳があると尚良し！
アルバイト情報を手元に
求人サイトなどのアルバイト募集情報を見ながら電話出来るようにしておくと、担当者と再確認できるので安心です。
また、お店や会社によっては様々な求人サイトに掲載していることもあります。どの求人サイトを見て問い合わせをしたのかを明確にしておくとスムーズです。
人気のバイトだと応募人数も相当数になるため、担当者を手間取らせないためにも求人情報を見られるようにしておくことをおすすめします！
電話をする際のマナー
当たり前のことですが、電話って顔が見えませんよね。声で相手の雰囲気を感じ取ることしか出来ません。自分ではそのつもりがなくても、面接前に悪い印象を与えてしまった…なんてこともあるんです(´・ω・`)
そのため、電話のマナーは実際に顔をあわせて話をする時以上に気をつける必要があります。
マナーなんてちょっとむずかしそうじゃない？なんて思っている方も多いかもしれませんね…(；´Д｀)でも大丈夫！
たった3つのポイントを抑えるだけで、かなりの好印象になりますよ！
時間帯に気をつける
バイトの応募先に電話する際に最も気をつけなければいけないのが、電話をする時間帯です。
「人がいる＝仕事をしている」ということを頭において、ピーク時や忙しくなるような時間帯を避けることが大切！
求人情報に受付時間が書かれている時はそれに従ってくださいね( ´∀｀)
また、24時間営業だからといって深夜に電話連絡を入れるのは厳禁です。夕方くらいまでを目安にしましょう！
一般的に良いとされる時間は以下のとおりです。
レストランなどの飲食系
■電話連絡のオススメ時間
オープン〜11:30、14:00〜17:00
ランチタイムやディナータイムは非常に混み合います。平日休日問わず、時間帯には気をつけましょう。
できれば土日祝の電話は避けたほうが無難です。どうしてもその日にしかかけられない！という場合は、午前中11:30頃までを目安にしてください。
ディナータイムの時間をすぎれば店内は落ち着き始めますが、今度は閉店作業で忙しくなってしまいます。
クローズの時間までに仕事を終えなければいけないため、閉店時間直前も避けるようおすすめします。
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夜営業が中心の居酒屋・バー
■電話連絡のオススメ時間
16:00〜18:00
お店により営業時間が大きく異なるため一概には言えませんが、オープンから夕方までが目安です。
一般的に、仕事が終わる時間帯から終電までは非常に忙しくなることが多いです。電話が出来る時間帯は短いですが、タイミングを上手くつかめるようにしましょう！
個人店などは仕込み作業をしていることもありますので、15時頃にはお店に人がいる場合があります。そこを狙ってオープンよりも少し早めに電話するのもアリ。
求人によっては「深夜に連絡を」などと記載されていることもあります。電話連絡をする際は再度求人情報を確認しておきましょうヽ(^o^)丿
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スーパー・コンビニなどの販売業
■電話連絡のオススメ時間
9:00～11:00、14:00～16:00
お昼前後や夕飯前は非常に忙しくなります。混雑する時間帯は避けて電話するようにしましょう。また飲食店同様、土日祝の連絡は避けたほうがベターです。
中には早朝オープンしているお店もありますが、あまり早い時間から電話するのも意外と非常識と思われることがあるようです。
お昼のピークを過ぎると交代で休憩に入ってしまうこともありますので、できれば午前中に電話をしておくとよいでしょう。
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パチンコ、漫画喫茶など非販売の接客
■電話連絡のオススメ時間
11:00～17:00
午前中や夜はお客さんの出入りも多くバタバタとしているため、落ち着いてきた時間を狙って連絡するのがオススメです(｀･ω･´)
パチンコ屋さんや漫画喫茶は大手の会社が多いため、採用専用の電話番号が設置されている場合もあります。
そのときは求人情報に記載されている受付時間に連絡をすればOK！
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名前と要件をしっかり伝えよう！
相手が電話に出たら、必ず自分の名前をしっかり伝えます。
「お忙しいところ失礼致します。○○○サイトの求人情報に応募させていただきましたxxxと申します。」と、どの情報を見て連絡しているかも一緒に伝えられると話が通じやすいですよ！
声のトーンは普段よりも少し高めにします。特に男性は電話口で声が聞き取りづらくなることもありますので、意識して話すように心がけましょう。
大声を出す必要はありませんが、少しだけ声の大きさにも気をつけましょう。
名前がしっかり伝えられたら、次は要件を簡潔に伝えます。
「○月○日に面接のお話を頂いているのですが、担当者さまはいらっしゃいますでしょうか。」
「お電話をいただいていたようでして、折り返しのご連絡をさせていただきました。」
など相手が事情を知っている担当者ではなくてもわかるように、なぜ電話をしているのかを伝えましょう。
電話を切る時も気をつけよう
いわゆる「ガチャ切り」には気をつけてください。
殆どの方がスマートフォンや携帯から電話をすると思いますので切る際の音は出ませんが、相手が電話を切ったことを確認してから通話終了ボタンを押すようにします。
会話が終わった途端にブチッと切ってしまうのは厳禁です。
もし相手も電話を切ることを待っていて遅い場合は、こちらから切っても大丈夫です。
電話をする場所は重要！
バイトの応募先に電話をする際、自宅でかけるのが基本です。テレビや音楽は切って、静かな環境を整えてから電話をかけるようにしましょう。
周りに家族がいて一人になるのが難しいという方は、電話をしているときだけ静かにしてもらうよう協力をお願いするといいですね！
カフェや街中などで電話をするのは厳禁です。飲食店の店内ではそもそも携帯電話での通話はマナー違反。
急ぎの折り返し電話以外では、必ず自宅で電話をするようにしてください。
もし先方からの電話が出先でかかって来てしまった場合、「今外におりまして、聞き取りづらかったらすみません！」など一言添えましょう。
バイト面接前の電話で困ったら
知らない相手に電話をするのって頻繁にあることではないですから、想定外のことが起こると焦っちゃうっていう人も多いかと思います。
もし困った状況になってしまったら、落ち着いて対応すれば大丈夫！
担当者が不在の場合
担当者もいち従業員ですから、お休みをとっていたり休憩中だったりといつでも電話に出られるわけではありません。
もし不在だったら、電話に出たひとに自分から電話があったことを伝えてもらえるようお願いします。
「ご担当者さまに電話をかけさせていただいたことをお伝え頂けますでしょうか。」
「また改めてご連絡をさせていただきますので、いつでしたらいらっしゃるかご都合を教えていただけますでしょうか。」
などと聞いてみると良いでしょう。
電話に誰も出ない
臨時定休日や業務外の時間、人出が足りなくて電話に出られないなどと言った理由でだれも電話に出ない時もあります。
そういう時はあまり長い間かけ続けるのはやめましょう。15コール程度を目安に電話を切ります。
次は時間や日にちをずらして電話してみましょう。
電話が切れてしまった
お互いに固定電話であれば途中で電話が切れることも殆ど無いですが、どちらかが携帯電話の場合電波が悪く切れてしまうこともあります。
その場合はすぐにかけ直しましょう。
相手の電波の都合だとしても、「電波が悪かったようでして、失礼いたしました。」と一言添えると印象が良くなりますよ！
バイト面接前の電話のやり取り例
すべてこの通りに行くわけではありませんが、電話のやり取りを例として挙げてみました。
言葉遣いやこんな時どうする？という場合の参考になれば嬉しいです！やり取りの中の注意事項やポイントもありますので、是非チェックしてみてください！
青：バイト先・担当者、赤：自分
担当者：ハイ、XXXです！
自分：お忙しいところ失礼致します。求人に応募させていただきました○○○と申します。採用のご担当者さまはいらっしゃいますでしょうか。
ポイント
電話をする際は最初が肝心！明るくハキハキとした声で自分が誰であるかを明確に伝えます。
相手はお客さまから電話が来ているのと同様に対応しますが、はっきりと名乗らないと「営業かな？」と思わせてしまい警戒されることもあります。
求人に応募した人間だということをまずはしっかり伝えましょう！
担当者：ハイ、わたくしです。
自分：ありがとうございます！X月X日に面接をさせて頂く○○○ですが、ご連絡頂いた件で幾つか質問がありまして、今お時間よろしいでしょうか。
ポイント
「電話に出てるんだから時間あるでしょ」と思う方もいるかもしれませんが、一言二言で済むような質問以外はまずは相手の都合を確認するほうがベターです。
イエス・ノーで済むような内容であれば、ここで簡潔に質問してしまうのもアリ。
担当者：大丈夫ですよ！何でしょうか。
自分：恐れいります。持ち物に履歴書がなかったのですが、持参は必要でしょうか？
担当者：不要です。面接時にエントリーシートに記載していただきます。
自分：ありがとうございます。もう一つが面接でご指定頂いた時間が営業時間外かと思いますが、お客さまの出入り口からお伺いして大丈夫でしょうか。
担当者：問題ありません。正面から入店ください。
ポイント
ココで質問する内容は様々かとおもいますが、自分が何を聞いたのかと相手の答えは必ずメモをしておきましょう。
特に緊張しやすい人は、頭のなかが真っ白になってしまうこともあるようです。事前準備はしっかりしておきましょう( ´ ▽ ` )ﾉ
自分：承知いたしました。お忙しい中ありがとうございました。面接当日はよろしくお願い致します。
担当者：こちらこそよろしくお願いします。
自分：では失礼いたします。
担当者：失礼します。
ポイント
忙しそうでも暇そうでも、仕事中に電話の対応をしてくれた事にお礼の言葉を述べることが重要。
たとえ数分であったとしても、手を止めて時間を割いてくれているという気持ちを忘れないようにしてください！
最後は相手が電話を切るのを確認してから通話終了ボタンを押しましょう。
バイトの電話で面白かった？体験談
僕も幾度と無くバイトの応募先に電話をしたことがあるんですが、必ずしも電話に出る人が正社員とか担当者ってわけではないんですよね。
中には明らかに電話苦手だろ！っていうようなバイトの人もいたりして…。僕も電話は得意ではないので気持ちはわかりますが(；´∀｀)
幾つか面白かった電話のやり取りがあるので、体験談をご紹介しちゃいます！
営業と間違えられた
担当者：ハイ！居酒屋○○、XXXです。
僕：あのお忙しいところすみません。先日おうｂ…
担当者：(即座に)あ、営業ですか？それならお断りしています。すみません〜。
僕：いえ違うんです…求人サイトから応募した○○○なんですが。。
担当者：ああーっ！！すみません！！すぐ店長に変わりますっ！！！
この居酒屋のバイトは無事に採用されまして、あとから聞いたところ直前にしつこく営業の電話があったらしくウンザリしていたそうです笑。
僕もバイトに入ってから知ったんですが、営業の電話って半端無くかかってくるんですね…。確かにああも言いたくなるわ、って感じでした。
相手の態度が…！？
担当者：…もしもし(ボソッ)。
僕：(この時点で異変に気づく僕)お忙しいところ失礼します。○○○の求人をみてお電話させていただいたのですが。
担当者：ハァー(何故か大きなため息)。バイトの応募？
僕：はい。是非そちらのバイトに応募したくて、まだ求人はしていらっしゃいますか？
担当者：あんた学生？
僕：いえ、フリーターです。
担当者：あーフリーターはダメダメ。ウチ学生しかとってないから。
僕：そ、そうでしたか。お忙しい中ありがとうごｚ…
担当者：ガチャン！ツーっツーっツーっ…。
近所の焼鳥屋に応募しようとした時の電話。かなり失礼な態度でがっかりしました笑。
求人サイトにはフリーター大歓迎って書いてあったんですけどね…。一度行ってみたいと思っていたお店だっただけに、残念なやり取りとなってしまいました。
この後友人に「あそこの店は感じ悪いから行かないほうが良いよ」と言いふらして回った僕も大概ですけどね(；´∀｀)
良いお店は電話の対応も素晴らしい
担当者：お電話ありがとうございます！XXXコーヒーショップ、○○○が承ります。
僕：お忙しいところ恐れいります。先日求人に応募させていただいた○○と申しますが担当者さまいらっしゃいますでしょうか。
担当者：ハイ！わたくしです！
僕：ありがとうございます。X月XX日に面接のお話を頂いているのですが、時間を変更させていただくことは可能でしょうか。
担当者：かしこまりました、大丈夫ですよ！何時頃が良いですか？
僕：恐れいります。同じ日の16時以降だとスケジュールが開けられるのですが、お店のご都合はいかがでしょうか。
担当者：そうですね…では16時半からスタートでいかがですか？
僕：ありがとうございます、大丈夫です！X月XX日の16時からでお願いします。
担当者：かしこまりました。X月XX日16時から当店でお待ちしておりますね！当日はお越しいただくことになりますが、お気をつけていらしてくださいね。
僕：あ、ありがとうございます！お時間頂戴しありがとうございました。よろしくお願いいたします。
担当者：こちらこそわざわざご連絡頂いてありがとうございました。ではよろしくお願い致します！
何気ない会話に見えるかもしれませんが、担当者の気遣いがひしひしと伝わってくる電話のやり取りでした。
これはとある人気カフェに電話した時の会話です。ここは接客のマナーが素晴らしいと評判のお店で、カジュアルながら細やかな気遣いをしてくれるのが気に入ってバイトに応募しました。
残念ながら勤務時間の都合が合わずココでバイトすることはありませんでしたが、面接の担当者は「面接してくれるひとも働く人も、このカフェをずっと好きでいてほしいから」という理由でお客さんに接するように対応しているんだとか。
それを聞いて流石だなーと関心しました。
面接を受けといてバイトしてないってちょっと気まずくなりがちですが、僕はココのカフェは未だにファンです笑。
引っ越してしまったため別店舗ではありますが、よく利用しているんです。やっぱり気遣いが出来るって大切ですよね( ´∀｀)
まとめ
電話では表情が見えない分、声や話し方の印象でその人のイメージが作られてしまいます。
面接で挽回すればよいですが、やっぱり印象はよく持っていてほしいもの。焦らず丁寧に話すことが良いきっかけを掴むカギになります。
自分の言葉で話すことも大事ですが、参考にしていただいて、少しでも不安が取り除かれれば嬉しいです( ´ ▽ ` )ﾉ
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