６時間１万６千円！？警備バイトがめちゃ楽だった話

世間的に「警備員」と言う仕事は評価が低いようです。仕事的にキツイし危険を伴う可能性があるのに給料が安い。５０過ぎてるおじさんばっかだし、最後に行き着く職業でしょ？
などとよく耳にします。

２０代の頃、いろんなところで警備員のバイトを2年ぐらいした事がありますが、その頃、僕の周りの友人達の反応は…「警備員？なんでそんなのやってんのｗ」とか「ナニその格好だせぇｗ」とか「警備員のバイトだと、時給けっこー安いでしょ？もっと稼げるバイトにしなよ！」など、やはり否定的な事が多かったです。

ですが、知らないって怖いですね。
警備員のバイトって、ものによってはめちゃめちゃ楽で超高時給のものがあるんです！

ちなみに、僕のやっていた警備員のバイトは、

な、なんと！！

「一日平均六時間労働で、一万六千円でした。」

これ、かなりおいしいバイトじゃないでしょうか(๑´ڡ`๑)？

って事で、今回は世間的に印象があまりよろしくないけど、実はめっちゃ楽で時給も高いお勧めの「警備員のバイト」についてまとめてみました。

警備員のバイト、志望動機どうしましょうか？

正直、僕の場合まったくありませんでした…。当時、自宅警備員をしていた僕ですが、さすがに「経験者です！」とは言えないのでｗ　志望動機について色々調べてみました。

「体力」「時間厳守」「コミュニケーション能力」ここらへんが警備の志望動機でアピール出来るという事がわかったので、僕の場合、前職がガテン系だった事もあり「真夏でも真冬でも外での作業だったので体力には自身があります。」と体力には自身がある事を履歴書に書きました。

外仕事経験したことないよ！って方でも、「時間厳守」「コミュニケーション能力」ここらへんを上手くアピール出来れば問題ないと思います。

警備員のバイト、面接のポイント。

事前準備を怠るな！

必要な書類の準備をする前に、まずは応募の電話ですよね？

面接の応募をする際、ネットか電話の応募になるかと思いますが、電話の場合一番気をつけなければいけないのは、「予め話すこと、聞きたい事などをまとめておく」と言う事です。

電話口で慌ててしまうと、口調がおかしくなったり、声のトーンも下がりがちになり、印象が悪くなってしまいます。

このような調子では、当然、面接当日の結果に大きく影響してきますので、しっかりとシュミレーションをして、ハキハキと受け答え出来るように準備しましょう。

時間は必ず守る！

当然の事だが、面接時間に遅刻はありえません。

必ず面接時間の確認と面接をする場所の確認はしておきましょう！

もし、仮にやむを得ない事情があり、面接時間に遅れてしまう場合は早めに連絡を入れましょう。

身だしなみは大事。

アルバイトであれば面接での服装はスーツでなくても問題ありません。
しかし警備という職業柄見た目はかなり重要視されます。
ダボダボした格好、腰でズボンを履いたりするのはやめましょう。

おすすめは上が白シャツ、下は普通のチノパンです。無印かユニクロが安いので、ここで全部揃えちゃいましょう。ちなみに、アクセサリー類も面接時はNGなので（ピアスやネックレス）なんかも外しておきましょう！

髪型は短髪が無難。

警備と言っても、イベント会場の警備や交通整備と色々あり、一概に言えないのですが、短髪黒髪ならまず問題ありません。長髪で染めている場合、落ちる可能があるので、せめて髪色だけでも黒にしておきましょう。

面接時、声は大きくハッキリと

警備の仕事は大きな声を出す事もあります。面接時、小さな声でボソボソ話してたら、印象が悪いので、なるべく大きくハッキリと話しましょう。

警備のバイト、勤務地は八王子〜立川〜昭島。

無事、採用が決まり、勤務地は八王子・立川・昭島に決定しました。

なんで勤務地が３つもあるのかというと、僕の場合、セレモニー関係（葬儀場）の駐車場と施設の警備だったので、お葬式がある時に会社から呼ばれて仕事という仕組みでした。

まだ採用が決まる前の仕事を探してる時は、警備のバイトはイベント会場の警備とか工事現場とか色々あったけど、「近い」とゆう理由と「ちょっと変わってる」とゆう理由からセレモニー関係の警備を選びました。

駐車場の警備、仕事内容と給料

セレモニー関係（葬儀場）の警備の場合、葬儀の規模によって忙しいか楽かが決まります。

そしてお通夜と告別式で１セットと考えてスケジュールを組まれます。

午後の警備（お通夜）

だいたい１７時から２０時ぐらいまでの３時間ぐらいが勤務時間になります。（規模によって時間は前後します）親族の方とお坊さんが１７時前に来て、続いて親戚の方たちが車でくるので、駐車場内を誘導します。

※当時働いてた職場の先輩に教えてもらった事ですが、駐車場内は必ずバックで止めてもらうよう誘導します。（車を出やすくする為）ですが、日本人は真似る癖があるみたいで、最初の一台が前から止めると、みんなそれにならって前から止めてしまいます。

昔これで大失敗した事があったので、最初の一台は必ずバックで止めてもらうよう気をつけてました。

２０時ぐらいになり人が居なくなったら、葬儀場の責任者に挨拶をして業務終了です。

立ち仕事ですが、だいたい3時間ぐらいなのでキツくないですし、車の出入りと、施設内をたまに見回るだけの簡単な仕事です。

そして驚きのお給料はなんと約3時間で８千円です！！！

午前の警備（告別式）

告別式は大体１０時からとかが多かったので、その1時間ぐらい前の９時から１２時をちょっと過ぎるぐらいまでが勤務時間になります。

告別式での警備はお通夜の時と比べるとすこしハードルが上がり、お通夜の時と変わらず駐車場を整理し、式場を案内をするのですが、案内ついでに出棺する時に一緒に車で出るかどうかを確認しないといけないからです。

出棺とは霊柩車でご遺体を葬儀場から火葬場へ送る事なのですが、葬儀場の警備で最大の業務は出棺を無事に行う事と言ってもいいでしょう。

確認してる間にアレよアレよと車がどんどん入ってきて勝手に車を止められてしまうので最初のうちは大変でしたが、何回か経験するうちに慣れました。

１２時ぐらいになり告別式が終わり出棺の時間が来たら、一番緊張します。
葬儀場の責任者の合図で霊柩車がクラクションを鳴らし、先頭で出発、続いてお坊さん、親族の方たち。

警備員は警察じゃないので、本当は車を止める事は出来ないのですが、クラクションが鳴ったら問答無用で道路に出て、車に合図を送って止まってもらい、出棺の列が駐車場から出るまで車を止めておきます。

無事、出棺が終わり、告別式に来ていた人たちが全員帰ったら業務終了です。

お通夜と違い多少忙しく、緊張する場面もありますが、だいたい３時間か３時間半でお給料は８千円です！！！

お通夜、告別式合わせて一日、１万６千円です！！！

深夜の警備員バイト

働き始めて半年が過ぎた頃、深夜の警備の仕事を何件か薦められるようになりました。

通常お通夜の場合、セレモニーホールに親族の方が泊まる事もあります。
その場合、まれに深夜も警備をしたりします。

ですが、警備と言ってもまったく車は来ません。夜中から朝にかけて、一晩中突っ立ってるだけです。ホント、それだけです。

そしてお給料は割高の１万２千円です。

たまにしか深夜のバイトはありませんでしたが、夏は職場の人の差し入れがあったりして、色々楽しかったです。

警備バイトできつい事。

この職場で働き始めてからそろそろ１年が経とうとしていました。短時間高時給で文句なしかと思いきや、不満も出てきます。

正直よく１年も持ったなってぐらい仕事が暇すぎて辛かった

だって立ちっぱなしですよ？少しでも変な動きをしていると怒られます。

なので微動だにせずただただ立っているだけです。暇すぎます。

仕事が毎日あるわけじゃない

警備員は僕以外にも何人かいます。
なので、従業員はローテーションで仕事を振られるので、毎日入りたくても入れなかったりします。

基本、前日に仕事出来るかどうかの確認の電話が来る感じなのでスケージュールが建てられませんでした。

微妙に接客業も含まれる

お通夜の警備の時は色々聞かれたりして応答しないといけません。
ですが、たまに理不尽に怒鳴られたりする事がありました。

きつかったなぁ〜。

やっぱり夏と冬はきつい

まぁー真夏はしんどいですね。
警備の制服は無駄に着こむので暑くて暑くて大変でした。一人で警備なのでトイレもなかなか行けません。暑いからと言って、いっぱい水飲むとトイレが近くなるので凄い大変でした。

真冬＝めっちゃ寒い。

とはいっても楽だよｗ女性にも警備バイトはおすすめです！

きつい事ももちろんありますけど、警備はやっぱり楽な点も多いバイトですよ！

僕が働いていた時は男性の仕事というイメージが強かったですが、最近では道路工事の現場とかでも女性の警備バイトを見かけるようになって驚いています！

なんでも、最近では女性の警備員のバイトの需要がかなり増えているんだそうです。

なぜなら女性のお客さんがたくさん来るようなお店だと、女性しか入れないような場所なども多い為、男性の警備員よりも女性警備員を採用したいという企業が多いんだそうです！

また、お客さんにとっては男性より女性の方が物腰を柔らかくて話しかけやすいですよね。そういった理由から商業施設の警備バイトで活躍する女性も増えてきました。

まあ働く場所によって、大きな声を出さなきゃいけば場面も出てきますし、動き回らなければならないような現場も出てくるかもしれませんが…。

ずーっと立ちっぱなしよりかは多少動いてた方が楽ですし、巡回とかだと運動不足解消になっていいかもしれません(^o^)

大学生は警備のバイトしない方がいいかもしれない。

本当は物凄くめちゃめちゃおすすめのバイトです。なんて言っても他の仕事に比べてだいぶ稼げますからね！しかし、僕が大学生にはあまりおすすめ出来ないなーと思うのは…。

「つまんない」って感じちゃう人が多いじゃないかな〜と思いますｗ

もちろん働く現場によっては危ない所とか、気を抜けないような場所もあって大変だと思うけど、僕がやってきたのはどこも超楽だったんで…僕のようなダメ人間は余計にダメなってしまう可能性がありますｗ

ただ何度も言うけど、大事なのはどの現場で働くかです！

長期的な現場に入っちゃうとそれはそれで辞めづらいので、短期のフェスとかイベントスタッフの警備がおすすめ。

同年代の人が多いから楽しいし、それなりに動けるので楽ですよ。

もし警備のバイトするなら、長期より短期で探したほうが良さそうです。

まとめ

ぼく史上一番の短時間高時給のバイトでしたが、結局ぼくは、他の仕事がしたくなって辞めました。（将来的な事も考えて）仕事的にも楽ですし、副業としてまたやりたいなと思ってます。

なので、警備の仕事に興味がある方は、警備の仕事にも色々あると思いますが、セレモニー関係の駐車場警備や施設警備は超おすすめです！