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資格

元警備員の僕が警備の資格・種類についてまとめてみた。

投稿日:2015/05/31 更新日:

警備員の資格

昔、警備の仕事をしていた時代がありました。

「警備員って地味」って思われてたり、「きつくて辛い仕事でしょ?」なんて言われる事もありました。

しかし働いてた僕としては全く違った印象でした。

僕が働いてたところは「お金もいいし楽勝」だったので、多分警備やるにも種類や場所が重要ですね!

実際、一緒に働いてたオジサンは50代ぐらいでしたけど、警備の掛け持ちで相当稼いでましたからね!

しかも「掛け持ち余裕!」って言ってましたw

現在働きながらスキルアップを目指している方、または警備の仕事に興味があって働いてみたい!という方の為に、面接や転職で有利になる警備の資格の種類などについてざっくりとまとめてみました。

警備業務の種類

1号業務(施設警備)

事務所、住宅、興行場、商業施設、駐車場、遊園地、空港等(総称して「警備業務対象施設」という)における盗難等の事故の発生を警戒し、防止する業務。警備業務対象施設における盗難、火災、不法侵入等を防止するための監視・巡回業務および人・車両の出入管理等。

2号業務(交通警備)

人若しくは車両の雑踏する場所又はこれらの通行に危険のある場所における負傷等の事故の発生を警戒し、防止する業務。工事現場、駐車場、イベント会場等における人・車両の誘導や案内、雑踏の整理等。近年、特大貨物輸送車両の前後に縦走する誘導車両の業務もこれに類する。

3号業務(運搬警備)

運搬中の現金、貴金属、美術品、核燃料等に係る盗難等の事故の発生を警戒し、防止する業務。
現金等の輸送を行う際の強盗等に対する警戒。

4号業務(身辺警備)

人の身体に対する危害の発生を、その身辺において警戒し、防止する業務。
いわゆるボディーガード等の「身辺警備業務」を指す。

警備員指導教育責任者(けいびいんしどうきょういくせきにんしゃ)

この資格は警備業務について専門的な知識を持ち、警備員を指導し教育を行なう際に必要な資格。

警備員の数ある資格の中でも、次のステップに進みたい人に是非お勧めしたい資格です。

警備業で独立・管理職などを目指すために必要となる資格ですが、この資格を習得する為には、警備業務の経験を3年積まなければなりません。

仮に、1号を2年経験して辞めてしまっても、2号の仕事を1年経験すれば、合わせて3年、トータルで3年の警備業務を経験したと言う事になり、警備員指導教育責任者資格を受ける権利が発生します。

機械警備業務管理者(きかいけいびぎょうむかんりしゃ)

警備事業者は機械警備業務を行うにあたり、営業所ごとに機械警備業務管理者を必ず選任し、営業所の所在地を管轄する公安委員会に届け出なければなりません。

また、機械警備業務管理者を選任せずに機械警備業務を行うことは許されておりません。

主な業務内容は、無人警備システムの管理、指揮指令及び、警備業務対象施設の警備、警備業務用機械装置の運用を円滑に行うための書類作成、異常時対応、教育、指導などを行います。

資格の内容はさほど難しくなく試験内容は筆記試験のみで、80%以上の正解で合格となります。

警備業務検定(けいびぎょうむけんてい)

警備業務検定は主に6種類に分類され、それぞれ1級2級があり、警備業法等の配置義務から有資格者がいないと出来ない業務がある。

検定資格をとる方法は2つあります。

一つ目、「直接検定」

公安委員会が実施する直接検定を受験する場合、試験には学科と、実技があり、学科試験は、五択、20問、60分間で行われ、90点以上で合格となります。

実技試験は、減点式採点法で行われ90点以上で合格となっております。

直接検定の場合、費用は安いが合格率は20%〜40%ですので、取得は非常に難しく、あまりお勧めしません。

2つ目、「特別講習」

国家公安委員会の登録を受けた登録講習期間が実施する講習会を受講します。

特別講習の場合、直接検定と比べると費用は高いが、合格率も70%〜95%とかなり高めで、資格を取るほとんどの人が、特別講習を受けて資格を習得します。

事前勉強会と本講習を経て、実技試験と学科試験受け試験に合格すると、特別講習修了証が発行され直接検定の実技試験と学科試験が免除され、資格を取得する事が出来ます。

施設業務検定(しせつぎょうむけんてい)

警備業務の中でも、比較的メジャーなものが施設警備業務です。

主に、ショッピングモール、事務所、遊園地、駐車場などの施設内で盗難や火災、破壊等の事故などの発生を防止するための警戒業務を実施する為に必要な知識・能力が必要とされる資格。

施設業務検定受講資格は、一級を受験するためには二級検定を合格した後に一年以上の業務経験が必要になります。

二級を受験するためには18歳以上であれば未経験でも受験する事が出来、合格率も高めで比較的簡単に取れるため、これから警備員の仕事を始めようと思っている方は取得しておいて損はない資格となります。

業務内容としては、施設内を巡回して不審者や不審物がないかをチェックするのが主な仕事となります。仮に不審者を発見したとしても捕まえる義務はないので、報告、連絡が基本となります。

また駐車場の警備も施設警備業務の一つですが、車上荒らしなどの盗難防止や、出入口の誘導作業もあります。デパートの出入口でオジサンが誘導してくれてるのも、この業種ですね。

勤務先にもよりますが、施設警備には夜間勤務の需要が多く、だいたい楽なところが多いので、体への負担が少ない事から、人気の副業となっています。

基本的には人と係る事があまりないので、あまりコミュニケーションをとりたくない!という方などにもお勧めの職業です。

ちなみに、僕も二十歳ぐらいの時に施設警備のバイトをしていた事がありますが、一日平均労働時間が六時間ぐらいで、時給二千円ぐらいの超楽なバイトしてた事があります。

施設警備は個人的に凄いお勧めです。

交通誘導警備業務検定(こうつうゆうどうけいびぎょうむけんてい)

これが警備業務では一番イメージする仕事だと思います。

工事中の道路とかで自動車や歩行者の誘導を行ったり、車両の通行に危険のある場所(高速道路)とかで棒振りするために必要な資格になります。

警備員の仕事の中でも施設警備と交通誘導は仕事の数も多いため、経験し資格を持っておくと、転職にかなり有利になるのでオススメです。

ただ、交通誘導は危険な場所での作業や、野外での作業がメインとなるので、夏場などはかなり過酷です。

また、ヤジを受けやすいと言った声も多いので、警備での転職や仕事を探す場合は施設警備の方がオススメです。

雑踏警備業務検定(ざっとうけいびぎょうむけんてい)

スポーツイベント、コンサート、展示会、お祭、屋内・野外イベントなど、人が大勢集まるところ、雑踏により発生する事故や混乱を防ぎ、人員整理や誘導、歩行者の案内などをする為の資格。

派遣で多く見かけるのが、フェスやスポーツイベントなどの警備のアルバイトですよね。

入場時の持ち物検査や、お客さんの誘導など、イベント会場は人で溢れているので仕事も大変そうですし、何か揉め事があった場合、自分が出て行ってその場を収めなければいけませんので、威厳のある対応が求められます。

また、イベント警備は警備以外の色々なスタッフとも接する事があるので、たくさんの人と出会いがあるのもこの仕事の魅力の一つです。

自分の好きなアーティストだったり、スポーツ選手とも間接的に関われる仕事ですので、アルバイトでは人気の仕事です。

貴重品運搬警備業務検定(きちょうひんうんぱんけいびぎょうむけんてい)

この検定では、運搬中の現金や貴金属、美術品、骨董品、有価証券などの貴重品に係る盗難などの事故が発生した場合における、知識や処理能力があるかが試される資格となります。

街などでたまに見かける銀行やATMなどを巡回している現金輸送車は、実はこの貴重品運搬警備業務検定1級又は2級検定合格者が貴重品運搬を行う車両ごとに1名配置しなければいけません。

業務の際は必ず2名以上のチームで行われ、特別な資格を持っていないと働けないようなイメージがありますが、車両ごとに1名検定合格者がいればいいので、現状は資格がなくても働ける事が出来るみたいです。

ただ、未経験OKの求人も見かけることがありますが、これは稀で、有資格者優遇の求人がほとんどです。

法律によって配置しなければならないと定められている為、この資格は警備会社からの重要も高く、資格保持者は面接や転職などでも非常に有利になるので、オススメです。

よくテレビなんかでやってる物の値段を鑑定する番組などでも数億円する高額品を運んでくる際は、そばで警備員が見張ってるのよく目にしますが、実は貴重品運搬検定の資格を持っている人らしいです。

僕もたまに外で見かける事がありますが、夏場とかあの分厚い防弾チョッキとか暑くて大変そうだなって思います。

核燃料輸送警備業務検定(かくねんりょうゆそうけいびぎょうむけんてい)

運搬中の核燃料物質等に係る盗難等の事故の発生を防ぎ、防止する為の資格。

この資格は他の資格と異なり、活躍の場はかなり限られていますが、核燃料を輸送する重大な業務に付く事が出来るようになります。

空港保安警備業務検定(くうこうほあんけいびぎょうむけんてい)

空港などでの警備をする際に必要となる資格。

主に、空港、飛行場になどで航空機の強取等の事故の発生を警戒し、防止する為の資格。

空港などでの警備の求人は、だいたい空港保安警備業務検定の有資格者は優遇されていますね。

仕事内容的には、飛行機を利用されるお客さんの荷物を預かって、コンピューターを使って危険な物が無いか(刃物や、マッチとか)検査します。

まとめ

警備業界は世間的に評価が低く、見下す人がいる事も多いのですが、その需要は年々高まってきています。

少し前までは、リストラされた人が最後に行き着く仕事などと言われていましたが、今はそうでもないみたいで、少しづつ変わってきているのではないでしょうか。

現在働いている人は年収アップの為に、また、これから働こうと思っている方も資格があると面接ではかなり有利になるので積極的に資格を取って行けたらいいなと思います。

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